直交表における2因子間網羅率の考え方
直交表をソフトウェアテストの条件組み合せ抽出に利用する最大の目的は、多因子間網羅率を100%にすることである。ソフトウェアの特性にもよるが、まずは2因子間の組み合せ網羅率を100%にすることが考えられる。この100%とはどういうことか。
上記のような単純な2次元マトリクスを利用することですべての組み合わせは交叉のマス目に出現する。同じ因子同士の組み合せは対角線上に出現し、2因子の順序を入れ替えた組み合わせは対角線を対称軸として上下に出現するので、必要なマス目は限られてくる。そして、このマス目数が2因子間全組み合せ数(53通り)となる。図では水準のグルーピングなどの手法を使ったため、直交法に出現しない組み合わせが4通り存在する(白色のマス目)。2因子間網羅率とは図でいう直交表に出現した黄色いマス目(49通り)の出現割合となるので、この場合は92.45%ととなる。
この網羅率を100%にするほうほうはいたって単純で、白色のマス目で表される組み合わせのテストケースを追加するだけである。
3因子間の全組み合わせを視覚的に上手に表現した表はまた今度紹介します。
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コメント
> 3因子間の全組み合わせを視覚的に上手に表現した表
どんなのかなぁ。わくわく。
投稿: あきやま | 2006年10月26日 (木) 20:59
>あきやまさん
うぅぅ、プレッシャー?汗
そんなに画期的な表ではないと思いますが、なるべく
納得性のある表を紹介できるようにがんばります。
そのときはまた突っ込みお願いします^^;
投稿: softest | 2006年10月27日 (金) 09:26
網羅度を比較する必要があり、視覚的にどうしようかなと悩んでたら、このページにたどり着きました。(以前も読まさせていたんですが、3因子の方ばかり気にしていたようです。)
で、改めて読んだら、(細かい事ですが)図の説明が気になりました。
白色:今回出現しなかった組み合わせ 4通り
黄色+白色:2因子間全組み合わせ 53通り
かと思います。
投稿: ほんだ | 2007年2月12日 (月) 07:48
>ほんださん
ご指摘ありがとうございました。
ほんとですね、間違ってました^^;
3因子マトリックスはいくつか表を作成したのですが、視覚的に見やすい、のレベルにはなかなか達しないですね。。。
投稿: softest | 2007年2月12日 (月) 10:12
細かい指摘で、すみませんでした。
なお、3因子マトリックスですが、3次元で表示すればいいと思います。2次元の表が多層化されていればいいかと思います。で、エクセルなどでも出来るかもしれませんが、OpenOffice Calcなどの方がリアルタイムで回転等をさせながら表示できるのでイメージしやすいでしょう。(他のソフトでも出来るでしょうし、最新のエクセルだと可能かもしれません。)
いつかトライしてみようかとは思っているんですが、他が忙しくて、、。
ただ、ブログでも書いたように、計算量(計算時間)の割に網羅度をその都度算出するメリットは余り無い気がします。
3因子マトリックスの方も、イメージ作りには貴重ですが、その都度生成するとなると生成時間等の割にメリットあるかが懸念点です。
投稿: ほんだ | 2007年2月12日 (月) 22:49
>ほんださん
そうですね、2次元多層化で落ち着くのかもしれませんね。
「見易さ」って僕は2つの視点があると思っていて、
(1)読みやすい・何をしたいかがわかりやすい
(2)レビューしやすい・漏れが確認しやすい
かな、と。
例えばテスト実施時は(2)については別に考慮
しなくてもよい、って考えています。
# 今回のマトリクスは(2)っぽいかも。
投稿: softest | 2007年2月12日 (月) 23:55