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プログラマーとテスターのコミュニケーションをベースにした品質向上について

各方面でソフトウェアテストについてのブログ記事が登場してて、それを読むだけでも勉強になりますね。

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テスティング -テスティングの勘所- by 今日思うこと

ソフトウェアも人間がくみ上げるものであるから、バグの出方にも当然個性が出てくる。あるプログラマーは偉ー処理を軽視する。別なプログラマーはルーチン処理でよく無限ループにはまってしまう。などなど。

(中略)

話を戻そう。バグのくせを見つけるためには、まずプログラマーの性格を知ることが重要となる。そのために私はよくプログラマーに話を聞きにいった。仕様をどう理解しているのか、その理解をどういうアルゴリズムで実装しようとしているのか、自分でも自信がないところ、などなど。雑談を織り交ぜながら、しょっちゅう話を聞きにいった。

ソフトウェアテストの原則「欠陥の偏在」にも似たところがあるが、不具合は特定の箇所に集中しやすい。それは一般論として不具合を生みやすい要因があるのかもしれないが、実装を行ったプログラマーの癖や特性というのも大きく関わっていると思う。例えば、グローバル変数を使いやすい人もいれば、極力使わずに実装しようとする人もいる。構造体を多用したり、低水準のシステムコールを使用したり、様々である。

そういった癖や特性については主に静的レビューである程度把握することができると思うが、それはたいてい同じプロジェクトメンバーであり、開発する側の人間がレビュアーとなるのではないかと思う。マストさんの手法は、テスト担当者がその担い手となるというアプローチであり、より進んだ手法ではないかと思う。直接ヒアリングする、というところまではいかなくても、まずは癖や特性をデータベース化(見える化?)するなどのひと工夫によって、少しは効果が得られるのではないかな。



そうやって、担当プログラマの性格=実装パターンが見えてくればしめたものである。某超有名アニメの腐海
に遊びにいく主人公が風が見えるように、目の前のソフトウェアにバグが見えるようになってくる。

この境地に達したテスト技術者はかなりすごいね。まさに救世主。青き衣のもの。

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コメント

こんにちは、マスト@今日思うこと です。
いつも訪問していただきありがとうございます。
私は、ソフトウェア技術やテスト技術を学術的に学ぶ機会がなかったため(よって、私のテスティングは、徒弟制度的家内制手工業の様相を呈していました)、softest さんが書かれていることを興味深く読ませていただいています。
現役を退いてずいぶんたってしまいましたが、テストを始めた頃のワクワク感を思い出させてくれます。
ますますのご活躍を期待しております。

投稿: マスト | 2006年10月12日 (木) 20:35

マストさん、コメントありがとうございます。
僕の場合はまだまだ勉強のほうだけ先走りしていて
早く実務に活かせるように、という感じですね。

とんちんかんなことを書いていたらどんどん突っ込み
お願いしますー。

投稿: softest | 2006年10月12日 (木) 22:57

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